菓子企画部企画開発 チーフディレクター
若林 昇(1998年中途入社)
仕事の話
■ブランドをディレクションする仕事 トータルにディレクションをして世の中に新しいお菓子を生み出して、お客様においしいと言っていただけるまでの、全工程をやっています。具体的にはお菓子の商品企画からパッケージのデザイン、試作を繰り返してのスペックの決定、原価計算と価格交渉、生産ラインの見直し、物流計画の策定、販売予測及び初回の生産計画、店舗ディスプレイ、販促企画等。「和菓子になった東京ばな奈」「みんなのいちご」「炎のチョコレート」「パクとモグ」「チーズうさぎ」など、主要商品を作ってきました。美大出身なので学生時代はデザイナーという仕事にものすごくあこがれていたのですが、入社して一番感じたことは、デザイナーというのはデザインをするだけの職業であると。ブランドをディレクションするという、映画監督みたいにいろんな仕組みを考える職業が自分には合っていたように思います。
マインドトーク
■商売人であること 「こういうの、出したい」っていう力がないと出せないですよ、いいものって。 「出したい」っていう熱意は周りを動かすし、それがブランドディレクターとしては一番大切ですよね。僕達に求められているのは、自分がどれだけ活躍して、会社の実績をどれだけ伸ばすことができたか、ということ。それは、「出したい」っていう意欲と、商品を出してそれをいかに売れるようにするかということであり、売上への貢献=評価という明解なことなんですよ。それを理解できるかどうかが、真のブランドディレクターの条件なんだろうな、と思います。
将来のビジョン
■新しい東京ばな奈の世界観をつくる 東京ばな奈はブランドとしてやっぱりもっとグローバルというか、某カード会社のCM風にいうなら「お金じゃ買えないもの」つまり、「おいしさ=人々の幸せ」みたいな形で浸透させたいですね。東京ばな奈って、もう、ただのお菓子じゃない、人と人とのつながりの素みたいなものですよね、これがあることで出会いがあったり、「ただいま」と「お帰りなさい」があるわけですから。だから、何百種類も今後商品を作っていくよりも、「東京ばな奈の世界観」をちゃんと作っていきたいと思っています。
学生にひとこと
■アクの強い人間になれ 最近の学生さんを見ていると、本気で何か達成してやろうとか、人とちゃんと つながりを持っていこうっていうのが弱くなってきているように思う。なんかね、記憶に残らない人って、記憶に残らない販売しかできないだろうし、記憶に残らないデザインしかできないと思うんだよね。人の醜い部分で勝負するくらいの強さを持たないとこれからの時代は生き残れないって、社長もよく言っていますけど、自分の力で稼いで生きていくっていうことは大変ですよ。世の中、人を感動させなければお金は頂けませんからね。

