プロジェクトストーリー

東京ばな奈カステラ

共同開発プロジェクト

プロジェクトストーリー005 東京ばな奈カステラ 共同開発プロジェクト

Story #005

初の試みでも、
老舗を超える商品づくりを。

東京ばな奈カステラ 
開発プロジェクト

東京土産市場で『東京ばな奈』は言わずと知れた人気商品。しかし、今回発売された『東京ばな奈カステラ』は、これまでの流れとは一線を画すものでした。これまでは、ヒョウ柄やキリン柄、ハート柄など、東京ばな奈そのものの柄や味違い商品を積極的に発売していましたが、今回目指したのは“伝統的な老舗が作った東京ばな奈のカステラ”。私たちにとって、初めてのカステラ作りで、職人を超えるカステラ作りが求められたのです。
ベテランから新入社員まで、様々な世代が活躍を見せたプロジェクトストーリーです。

Project Member#01

エンジニアリング

エンジニアリング

エンジニアリング部 マネジャー M.H

初めての技術を、新たな知識に。
頭をフル回転させて、“ベスト”を設計する。

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年末の発売に向けて、エンジニアリング部として動き出したのは夏ごろ。私に課されたのは、限られた時間、場所の中でいかにして生産性の高いライン設計をするかということです。今回のプロジェクトで商品のカットに使用したのは、“水流カッター”。東京ばな奈カステラは、その名の通りバナナの形をしており、まっすぐな包丁では切れないため、実は音速よりも早い水流でカットしているのです。水流カッターを使用するということは革新的だったものの、問題点が一つありました。それは、1シート切り終わるまでの間、生産が全てストップしてしまうということ。しかし、カットしている間、他のラインを全てストップするわけにはいきません。そこで私が考えたのは、カットする機械を複数台入れ、限られたスペースをいかに有効的に使用するかということ。原料の納品サイズや使用量、包装資材の保管場所、器具の洗浄スペース、製品置場といったインフラから、オーブンや包装機など他の機械の能力まで、全てを考えて、一番効率の良いライン設計をしました。

実は、今回のプロジェクトで使用した水流カッターは、一部のパティシエなどがケーキのカットに使うことは多いものの、量産ラインの一部として取り入れるのは、機械メーカーとしても初めての試みのようでした。その珍しさは、機械メーカーの方が海外からわざわざ生産現場を見に来るほど。グレープストーンの生産現場に携わっていると、独創性の高い技術に触れる機会が多く、また、自らの考えで新しい技術をどんどん取り入れられる。今回の東京ばな奈カステラのプロジェクトでも、まだまだ改善できる部分がたくさんあるはずです。これからも、新しい技術を知識として蓄えていきながら、より積極的に機械化に取り組んでいきたいですね。

エンジニアリングエンジニアリング
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Project Member#02

ディスプレイ

企画開発本部 ディスプレイ

企画開発本部 ディスプレイ M.K

熱意が人を動かし、
諦めないことが100%の仕事に繋がる。

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今回のプロジェクトに向けて動き出したのは、育児休業明けで仕事に復帰して半年程経った頃。店舗改装も含む、社内でも注目の一大プロジェクトでした。一番大変だったのは、ショーケース内に設置する商品見本の食品サンプル制作。いつもなら商品そのもののサンプルだけを作ります。でも今回はどうしても、バナナ型にくり抜かれた様子がわかる、大きくて四角い“カステラシート”が欲しかった。つまり、カットしたあとに残る、本来商品にはならないフチ部分も含めてサンプルを作りたかったのです。実はサンプルって、本物のお菓子を型に取って作成しているんです。でもフチ部分の生地は薄くて柔らかくて、通常生産時は切れてしまうこともあったため、サンプル用に配合を変えて少し固めの生地で焼いたり、水流カッターの設定を変更したりしなければならなかった。そのため、企画開発の担当者に頼んだ時、はじめは断られたんです。サンプルだけのためにそこまでする必要があるのか。すごく悩みましたね。でもやはり今回のディスプレイには、このカステラシートが絶対に必要だと思ったのです。「本来四角いカステラが、バナナの形をしている」という特別感をしっかりと打ち出したかった。これがお客様の目に入るか入らないかで、ヒット商品になるかならないかが変わるはず。企画開発も、エンジニアリングも、たくさんの人を巻き込んで、なんとか作成することができました。

お陰様で東京ばな奈カステラは予想以上の大ヒット!この大ヒット商品には、あらゆる部署が関わっています。では、これは一体誰の功績なのか?と思ってしまいますよね。私はそういう時、「自分が良い仕事をしたからなんだ。」と思うようにしています。それは、いつでも他の部署は100%のものを作ってくれていると思っているから。今回のプロジェクトでも、カステラシートのサンプルを作ることを諦めていたら、きっとここまでのヒット商品にはならなかったと思います。「諦めないこと。」常に思っていることですが、今回のプロジェクトで改めて、大切なことなのだなと気付くことができました。

ディスプレイディスプレイ
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Project Member#03

販売

販売

東京駅店(現:羽田空港第二ターミナル店) S.H

できることに全力で取り組む。
その積み重ねが、いつか“一番”になる。

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私が入社したのは2017年4月。その入社と同時に配属されたのが東京駅の『東京ばな奈カステラ』の販売店舗でした。その当時、日本で唯一の販売店舗。しかも東京駅構内のお土産店の中でもトップクラスの売上を誇っていたのです。そんな話題の店舗での販売員デビューは、もちろん嬉しい気持ちが大きかったですが、新入社員の私が果たしてやっていけるのかという不安もありました。はじめの頃はとにかく必死でしたね。先輩社員のオススメを一言一句真似してみたり、いただいたアドバイスを全てメモして、家に帰って復習したり、商品のWebページを見て、どんな表現が使われているのか改めて研究したり。どうしたらこの商品の美味しさを、もっと多くの方に知ってもらえるのか。自分にできることは限られていましたが、それに対して全力で取り組んでいました。

実は、店頭では状況によってオススメの仕方を変えています。行列がないときにはひたすら特別感を強調して呼び込み。列が伸びてくると、お並びいただいている方一人一人にお日保ちや味をしっかりお伝えしていきます。しっとりふっくらした柔らかい生地であること、バナナ味のざらめ糖をちりばめていること、日保ちが一週間以上すること、4個入から12個入までラインナップが揃っていること…。お客様が気になることを先回りしてお伝えし、できるだけ不安のない状態でお待ちいただけるようにするのです。特に忙しい店舗だったので、こうしたちょっとしたお声がけの違いなど、たくさんのことを学ぶことができました。この経験は、私にとって大きな自信に繋がっています。最近では、この経験を活かして異なる環境の店舗でも販売しています。活かせることはたくさんありますが、同じくらい学ぶこともたくさんあります。こうしてたくさんの経験を積んで、いつか、どの店舗に入っても一番売上のとれる販売員になりたいですね。それが、一番お客様にご評価いただけているという証なのだと思います。

販売販売
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