パティシエのつくる品質で何千個ものお菓子をつくれるか。
PROFILE
J.K
浦和工場
製造グループ
リーダー
[2010年 中途入社]
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
WORK
製造リーダーの仕事内容
生産管理グループからの発注に合わせて、工場内での製造計画をたてる。さらに計画通り製造が進んでいるかどうか、製造手順は守られているか、品質規格に合った製品となっているかどうか、様々なことをチェックします。また、現場の責任者として、スタッフへの指導はもちろん、工数管理や製造工程のメソッド化を行います。
顔の見えない相手にも、自分のお菓子を届けたい。
グレープストーンに入社する前は、個人で経営するケーキ店でパティシエをしていました。予約したケーキを楽しみに、小走りで来店してくれるときの笑顔。新商品の感想を、嬉しそうに話してくれるときの笑顔。そんな人々の幸せそうな顔を見るのが本当に好きでした。さらに多くの人に自分のお菓子を食べてもらいたい。そう考え、お菓子工場での製造職に転職を決めました。仕事内容は大きく変わりましたが、何より違うのはやはりその規模だと感じます。お客様に手渡しでケーキを販売する個人店から、数千個単位でケーキをつくるお菓子工場へ。扱うお菓子の種類も多ければ、個数も日によって何百個、何千個とある。それを工場にいる80人ほどのスタッフで、どんなスケジュールで何個つくっていくかと計画を立てていきます。スタッフごとの得意不得意や季節ものの新商品なども考慮しますから、製造計画をたてるのはさながらパズルのような作業です。工場ですから、安全管理も大切ですね。お菓子をつくるにあたってはもちろん、工場内での事故などが起きないよう、スタッフの指導なども行っています。
常に、全て、品質基準どおりの仕上がりに。
お菓子づくりって、非常に繊細なんです。たとえば準備する卵の温度が少し変わるだけでスポンジ生地の見た目は異なってくるし、クリームは混ぜ方ひとつで食感に影響します。手作業で行う製造工程はもちろん、機械での工程でも違いがでることがある。それらをきちんと均一な商品に仕上げることが、私の守るべき品質です。見た目、食感、そして味。どれをとっても、常にグレープストーンの厳しい規格をクリアするお菓子でなければならないし、同じお菓子を1000個つくるなら1000個全て、同じものができなければなりません。いくら美味しくても、日によって、ものによって、味が違うお菓子だったらお客様は不安になるでしょう?いつも通りの品質と美味しさのお菓子を届けることが、私たちがお客様に約束すべきことなのだと思います。きちんと手順通りに製造されているか現場を見て回ったり、出来上がった製品を検食したり。チェックすべきことは非常に多くあり、その追及には果てがありません。しかしそれを頑張れるのは、私たちのお菓子を待ってくれているたくさんの人がいると知っているからです。もっと多くの人に、私たちのお菓子で幸せな気持ちになってほしい。これからもたくさんの幸せを、この場所からお客様へ届けていきます。
CAREER STEP
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前職
ケーキ店でパティシエとして勤務
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2010年
製造職として中途入社。
浦和工場へ配属。生菓子の製造スタッフとして経験を積んでいく。 -
2014年
製造グループ セクションリーダーに。
パティシエの経験も活かし、生菓子の製造工程を取りまとめる責任者となる。新卒社員、パートスタッフ、契約社員など、様々な立場のスタッフの指導も行う。 -
2017年
製造グループ リーダーに。
浦和工場の製造ライン全体を管理する責任者となる。製造効率化や製品ロス削減の改善に積極的に取り組んでいる。