製造から販売まで、全て私たちの「品質」だ。
PROFILE
E.T
品質保証部
セクションリーダー
[2012年 新卒入社]
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
WORK
品質保証の仕事内容
商品だけでなく、サービスにおいても、お客様にとって本当に良いものであるかを追求していく仕事。品質保証部は会社の全てのお問合せを受け止める部署であり、直接お客様に接する販売職よりも、さらにお客様に寄り添う気持ちで職務にあたる。ときには製造職や販売職に「もっとこうして欲しい!」と対峙することも。売上や効率などの会社都合ではなく、お客様を第一に考え、品質をさらに向上させていく。
品質保証は、誰よりもお客様想いの部署であれ。
お客様から、日々グレープストーンに寄せられるお問合せ。お菓子の味に関することはもちろん、包装に関し気付いたこと、接客に関するご意見までも、全てに対応させていただくのが、品質保証部の仕事です。なぜならお菓子そのものだけでなく、それを買うときの気持ちだって、私たちの「品質」だから。私たちのミッションは、単にお菓子の品質を守る以上に、この会社の中で誰よりもお客様想いであることなのだと考えています。私たちに関してお客様が気づいたことや、もっとこうなったら良いのにというご指摘。いわゆる「クレーム」というものの中にも、これからのグレープストーンをもっとよくしていくためのありがたいお言葉がつまっています。「これからも買い続けたいから、お伝えした方がいいと思って」、「ちゃんと改善してくれてありがとう」と、あたたかい言葉をかけていただける場面もあり、本当に嬉しい瞬間も多い。しかしそうやって気付いてくださったお客様から、もう電話をいただかないように品質を向上させていくのが、私の役割だとも感じています。
今日大丈夫でも、明日はわからないのが「品質」。
商品やサービスの品質を向上させ、守っていくために、品質保証部としての仕事は主に2つあります。まずは守るべき品質の基準をつくること。新商品をつくるときは、製造段階において、お菓子の模様や焼き目の色、食感、味など、「これならお客様に喜んでもらえる」という基準を設定します。これをクリアしないものは、世に出せない。ときには「もっとよくできるはずだ」と製造や機械の担当者に何度も掛け合う場面もあります。製造工程以外だって、もちろんです。宅配便での配送テストを何度も重ね、クッキーなどの割れやすい商品が形を保ったままお客様の手に渡るよう、梱包方法の指導なども行っています。2つ目は、設定した基準が守られているかを確認すること。主としては、全ての商品を出荷前に食べてみる「検食」という仕事です。グレープストーンの自社工場を始め、全国の協力会社から1日2回、大きなテーブルに乗り切らない量のサンプルが、品質保証部へ届けられます。見た目は基準どおりか、食感はパサついていないか、味はいつも通りおいしいか。お菓子の製造は、全く同じ製造工程でつくっても、外気温や湿度がちょっと変わっただけで味が変わってしまいますから、その都度非常に注意しながらチェックをしなければなりません。今日まで何の問題もなくても、明日も大丈夫だということは絶対にない。それくらい、品質って実はデリケートなものなんです。ブレなく安定した品質を、いつもお客様に届けられるよう、よりよい品質を追求し、守っていきたいです。
CAREER STEP
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学生時代
農学部で遺伝子工学を学ぶ。就職活動時、たまたま東京駅で見たねんりん家に心を惹かれてグレープストーンの説明会へ参加。品質保証部を希望して応募。
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2012年
新卒として入社。
羽田空港店に販売職として配属。 -
2013年
品質保証部へ異動。
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2018年
品質保証部 セクションリーダーに。
新商品開発に関して品質保証の目線から助言し、安全かつ高品質な商品開発にも貢献する役割を担う。商品の品質を保つ最後の砦として日々責任感を持って取り組んでいる。