お菓子を持って帰ることは、思い出を持って帰ること。
PROFILE
T.I
企画開発本部
企画開発
リーダー
[2012年 新卒入社]
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
WORK
企画開発の仕事内容
商品のコンセプト作りから具体的に商品化するところまで一貫して担当する。はじめに必ず工場で研修を行い、既存商品がどのように作られているのか自らの目で確認をする。その後、マニュアル作成や季節の詰め合わせの種類を考えるなど、サポート業務を行い、取引先との商談にも同席するように。販売出身者は、自らの経験を活かし、よりお客様の気持ちに寄り添った商品を考えていくことが求められる。
自分がお客様として得た体験を、今度はまた誰かの笑顔のために。
グレープストーンには「お客様の笑顔が見えますか」という合言葉があります。私はこの言葉がきっかけでこの会社に入社を決めました。最初にこの会社のことを知ったのは、銀のぶどう。東京に住む私のところへ、地元から遊びに来た父がいつも立ち寄る、大好きなお店でした。「こんなに素敵なお菓子は地元にないからお土産にすると喜ばれるんだ」「ショーケースを見ているだけでも楽しい」。そんな父の姿をいつも見ていたので、グレープストーンの「お客様の顔が見えますか」という合言葉を知ったとき、とても納得がいったんです。うちの父のように、満面の笑みで喜んでくれるお客様の表情を毎日見ていたい。就職を決めたときも、実際に働いている今も、その想いはずっと変わりません。本当に喜んでもらうために、私たちがするべき接客はお客様一人ひとりに合わせて変わります。とくにソラマチ店は、それが顕著。百貨店の中などに入っているような店舗に比べて、近隣に住む人から修学旅行生、外国人観光客など、お客様の層が非常に様々であるためです。店頭での呼び込みひとつ、お見送りの際のお声がけひとつ、全く変わってくる。全てのお客様に喜んでもらうことはとても難しいことではありますが、少しも気を抜くことなくお客様一人ひとりの笑顔を考えてこそ、私のやりたかった接客が実現できるのだと考えています。
「ただ美味しいだけ」にならないように。
お客様の気持ちに寄り添ったお菓子づくりを。
「企画開発はいつかやってみたいけれども、やるなら販売職として結果を出してから。」そう思っていたので、まだまだ結果を出せていないこのタイミングで異動の話をいただくとは思ってもみませんでした。今は銀のぶどうの新商品を開発中。私にとってのデビュー作です。どういう素材を使って、どういうつくりにしようか、ひたすらに考え続けていると、どうしても行き詰ってしまうことがたくさんあります。そういうときは、販売職時代の自分を思い出すんです。「この商品は、自分が販売員だったらどうやってオススメするかな?」「オススメしたらお客様はどういう反応をするかな?」やはり5年間販売職を経験していると、そういったことがリアルに想像できる。ただ美味しいだけのお菓子って、お客様にとっても面白みがないし、実は販売員もオススメしにくいんですよね。大事なのは、自己満足ではなく、お客様や販売現場に寄り添った商品をつくること。5年間の販売経験は、今の私にとって大きな助けとなっています。今はまだ異動して間もないですが、将来的には他の先輩方のように、自分の手で新しいブランドを企画し、積極的に答申できるようになりたいですね。
CAREER STEP
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学生時代
美術大学で美術史を専攻。元々銀のぶどうを知っていたことからグレープストーンへ興味を持つ。
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2012年
新卒として入社。
銀のぶどう 大丸東京店に販売職として配属。その1ヵ月後には新規オープンの東京ソラマチ店へ異動。最初は販売が上手くできず悩んだ時期もあったが、上司と一緒に呼び込みを徹底的に練習し、自分の強みと呼べるくらい自信を持つことが出来るようになった。 -
2013年
東京ソラマチ店 チーフに。
ソラマチの複数店舗のマネジメントを学ぶ。 -
2017年
販売統括部 アシスタントマネージャーに。ソラマチ全店舗を統括する立場に。
同年、企画開発本部 企画開発へ異動。
担当ブランドは銀のぶどう。 -
2021年
企画開発 リーダーに。
バターステイツとベリールビーカットを新たに担当。自分が1から立ち上げたベリールビーカットを中心に、新商品を任せてもらえるように。これまでの経験を基に、着実にステップアップすることができ、成長を感じている。